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台所まわり 梅雨時の衛生管理

下記の全文はYOMIURIオンラインより引用

引用元URL:http://www.yomiuri.co.jp/life/homeguide/feature/CO016591/20150611-OYT8T50051.html?from=ytop_ymag

汚れ落としてから除菌
3食の洗い物をしたあと、スポンジはその都度洗う。1日の終わりには、塩素系漂白剤の溶液につけ置きするとよい
3食の洗い物をしたあと、スポンジはその都度洗う。1日の終わりには、塩素系漂白剤の溶液につけ置きするとよい

 

気温と湿度が高い梅雨の季節は、食中毒が発生しやすい。

台所まわりの衛生管理には気をつけたい。まな板、包丁、スポンジなどは、洗うだけでなく、除菌が必要だ。

 

今の時期の食中毒は、肉や魚などについていたサルモネラ菌や大腸菌などの細菌に汚染された食品を食べることで起こることが多い。

「食品には、様々な菌がついている。繁殖しやすい環境を作らないことが大事です」。株式会社「衛生微生物研究センター」研究員の李新一さんは指摘する。

細菌の生息条件は、栄養(汚れ)と適度な温度、水の三つ。台所にはもともと栄養と水がある。気温が30度程度になると、菌が増える格好の条件がそろう。

台所でまず注意するべきなのは、調理に使うまな板や包丁。「ずっと湿ったままのことが多い台ふきんやスポンジも、菌の温床になりがちなので要注意」と李さん。

具体的には、どのように手入れすればいいのだろう。

 

花王生活者コミュニケーションセンター課長で消費生活アドバイザーの弦巻和つるまきかずさんは「基本は、『汚れを落としてから除菌』です」と言う。

まな板にしても包丁にしても、使ったらすぐ、台所用洗剤で汚れを落とし、水洗いをする。もちろん手もきちんと洗う。

 

肉や魚を切ったら、できればその都度、まな板も包丁も除菌したい。除菌効果のある台所用塩素系漂白剤の溶液につけたり、スプレータイプでまんべんなくかけて放置した後、水洗いして乾燥させる。

 

調理中の除菌が面倒なら、火を通さずに食べる野菜などを先に切り、後で肉や魚を切るようにする。もしくは、野菜と、肉などを切る包丁、まな板は別にする。調理を終えたら除菌しよう。

除菌のために、熱湯をかける人も多い。しかし、弦巻さんは、「肉や魚の脂がついたまな板に、60度以上の湯をかけると、たんぱく質が熱で固まって、落としにくくなってしまう」と指摘する。熱湯で消毒する前に必ず洗剤で汚れを落とそう。

熱湯消毒用のお湯を沸かす手間を省いて、野菜やパスタなどのゆで汁をまな板にかける人もいるが、汚れをつけてしまうことになるのでお勧めできないという。

 

スポンジの手入れも忘れずに。毎食の洗い物の後には、スポンジ自体を洗う。

その上で、その日の使用が終わったら、スポンジに除菌効果のある洗剤を付け直して放置する。あるいは、塩素系漂白剤につけ置きしてもよい。

 

台ふきんは、多くの家庭では日常、水で洗うだけのことが多いが、これでは細菌が繁殖しやすい。なるべく食卓以外の場所を拭かないようにし、スポンジと一緒に漂白剤につけたり、熱湯で5分以上煮沸したり、こまめに除菌するのがお勧めだ。

 

「洗剤や漂白剤を使う場合、除菌効果のあるものであっても、使用方法が間違っていたら効果は低い。適切な濃度やつけて置く時間は製品によって違うため、商品説明をきちんと読んで使ってほしい」と弦巻さんは話している。

 

 

調理器具などの衛生管理のポイント

・まな板や包丁、スポンジは、使用後すぐに台所用洗剤で汚れを落とす

・まな板の熱湯消毒は、汚れがついたままでは行わない

・まな板と包丁の除菌には、塩素系漂白剤をかけて放置した後に水洗いして乾燥させる

・その日の使用が終わったら、スポンジと台ふきんは、塩素系漂白剤の溶液につけ置きするとよい。スポンジの除菌は、洗った後に、除菌効果のある洗剤を含ませてもよい

(李さん、弦巻さんの話をもとに作成)

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