購入した洗濯機を電気屋さんが取付ける作業中に壁の中の水道管が折れてしまったようです。
ご連絡を頂いてお話を聞くと「壁の中でシューット水の噴き出る音がして水道蛇口のまわりから水が出てくる」とのことでした。
壁の中で折れた水道管を修理するためには壁を壊すしか方法がありません。
壁の中の蛇口の付け根(蛇口の根本)を見ると画像のように「赤い丸」部分が折れています。
蛇口と縦の水道管を交換することになり、工事を進めていきます。
水道管の補修のために穴を開けた壁部分は、通常ですと元通りに壁を作るご提案をするのですが、今回は「この家はあと2年位で人が住まなくなるので最低限の補修にして予算を抑えたい」とのご希望がありました。
『補修部分に石膏ボードを貼り付けて補修をして、補修箇所は薄いベニアか何かを貼っておいて』とのご要望通りに工事を進めます。
長方形に開口した壁に石膏ボードをはめて、まわりの隙間をパテで埋めていきます。
何度も書くようですが、通常は壁を作り直すので目立たなくなりますが、今回の壁部は簡易補修となります。
費用を抑えるには今回のように石膏ボードで壁を埋めて、化粧ベニアで覆う方法もあります。
化粧ベニア板を貼って、蛇口を取り付けて洗濯機を設置しました。
約3時間で完成です。